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2022-07-30 11:34:00

個人事業者や会社など収益事業を営んでいる事業者は、消費税の納税義務者になります。

勿論、基準期間において課税売上高が1千万円超などの縛りはありますが、事業を営む以上

消費税の納付が必須です。この消費税の考え方ですが、課税売上高に必ず消費税が含まれ、

これを納税する仕組みです。従って、売上を計上すると消費税が計算されますが、これは

「預り金」です。たまに、消費税を納められない事業者にお会いすることがありますが、

この事業者が1期納めることができなくなると、次の期も同様になる可能性が非常に高い。

そうすると、正に蟻地獄にハマったも同然です。事業の稼ぎでは納付が難しくなる。

延納という制度もありますが、これも1年以内に前期分を納めてしまわないと、キツイデス。

消費税ほど過酷な税制もないと思いますが、制度の仕組みからくれぐれも蟻地獄にハマらない

よう資金繰りをご検討の上「預り金」であるという性格を考慮し上手に対応したいものです。