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2022-07-04 10:39:00

最近よく目にするネットの「税理士紹介」広告のこと。

「あなたの顧問税理士の手数料は、高すぎます。当社の紹介する税理士の手数料は、非常に低いので是非当社の紹介する税理士にご依頼ください。」といった趣旨のものです。

私の事務所もその当事者なので、当事務所の手数料が高すぎるのかどうかは、結局ご利用の顧問先の方のご意見になるかと思います。

事務所として、一般に顧問料の基準となるものがあるかは分かりませんが、何を基準とするかというと、ご依頼のあった「経理事務」「課題」の処理時間・難易度が基本です。

従って、一律に「高い」「安い」とは決め難いのが事務所側の見方です。

比較的長い間、事務処理をしていると、ご依頼者様の提供される「原始資料」により、非常にストレスを感じるものと、非常に安心感を頂けるものとがあります。

非常にストレスを感じるものとは、「原始資料」に???マークの付くものが多いということ。非常に安心感を頂けるのは、「なるほどマーク」が多いものです。

非常にストレスを感じるものの事務処理は、非常に時間を要します。「なるほどマーク」の事務処理は、処理するのが楽しい。

更に加えますと、ストレスを感じる先は、クレームも多く、支払も滞り勝ち。「なるほどマーク」の先は、処理が速いので申し訳ないほど手数料が高い、しかし、全くクレームもありません。

顧問税理士にご不満で、手数料が高いと思われる方も多いようですが、他方税理士側の言い分もご考慮頂けると幸いです。